熊田君には最新鋭のマシニングセンターを担当してもらっているけど、だいぶ慣れてきた？使い込んでみて、感想はどう？

まず見た目がカッコいいですね！

以前の機械と比較すると、ガラケーからスマホに変わったような感じです。

新しい機械を一日でも早く覚えることに必死でしたが、ようやく慣れてきました。

最近の機械は見た目もかっこよくなってきたよね。

熊田君はマシニング歴も長いし安心して見ているよ。

加工も含めて、今後力を付けたい部分はどんなところ？

図面を見た段階での、加工可否や加工方法の判断力を上げたいですね。

難しい仕事が次々と入るので判断に時間を使いすぎでしまうと他の仕事が回りません。

難しい加工へのチャレンジと日々の業務の両立が課題ですね。

図面を見てから加工に入るまでは大切だよね。

各機械の特徴を活かしてグループ内で連携を取って全体がうまく回るようにしていこうと思っているよ。

熊田君は、以前は2台担当していたけれど、2台分の仕事が1台に集約された。

担当機械が変わって時間の使い方も変わったよね。

新しい機械はできることも増えたし、同じことも早くできるのですが、なかには、従来の2台体制の方が早かった作業もあるんですよね。治具や加工条件を見直してその溝を埋めていこうと考えています。

そうだね。

どんな機械も万能ではないから、多品種を扱う岐阜ギヤーならではのやり方を考えていかないとね。加工のことは任せるから、そのために必要なことがあれば何でも言ってね。

岐阜ギヤーはある程度成長したら、その機械を各担当者に一任しますよね。

加工方法や条件等もオペレーター次第。ある意味、放任主義でしょうか？

もちろんフォローはするけれど、良い意味で放任かな！

特に若い子たちは、自分で考えて成功と失敗を繰り返さないとなかなか殻を破れないと思う。

だからお客様に迷惑がかからない範囲でチャレンジし続けてほしいよね。

確かにあれこれ言われてそのとおりやるだけだったら仕事も楽しくないですよね。

自由だけれど、そのぶん自分の決断に責任がかかる。覚悟を持って仕事に取り組むことを後輩にも伝えていきたいです。

これからも期待しています！