これからの岐阜ギヤー 社長×安田×佐藤 |クロストーク|岐阜ギヤー工業

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これからの岐阜ギヤー 社長×安田×佐藤

2018年09月
  • 松波 崇宣

    代表取締役社長


    2015年に代表取締役社長に就任。歯車切削・歯車研削をはじめ、機械加工全般に造詣が深い。社長就任後も現役マシニングスペシャリストとして精密部品加工を担っている。

    「現場の事は現場が一番分かる」と新規設備選定を加工者に一任する等、常に現場目線で社員とコミュニケーションを取りながら成長を見守っている。

  • 安田 尚孝

    2001年入社(入社18年目)


    入社時より、歯車研削の部署に配属。最新鋭加工機を扱い、習得した確かな歯車知識と培った技術を融合させ仕事に取り組む姿勢は岐阜ギヤーでもトップクラス。2017年より歯研部署のリーダーに就任。兼任する人材開発チームリーダーとしても活躍中。
    技能検定:各種検定1級取得。職業訓練指導員。

  • 佐藤 功

    2005年入社(入社14年目)


    加工職を希望して入社したが、能力を見出され営業部に配属。持ち前のコミュニケーション力と冷静な判断力で顧客から絶大な信頼を得ており、現場から信頼も厚い。2017年より営業部長に就任。
    技能検定:ホブ盤1級取得。

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安田:社長、岐阜ギヤーが目指す”これから”って、どういうところなんでしょうか?

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社長:そうだなー、今もそうだけど、他社ではやらないことをやるってことかな。
他社では技術的にできないことや、コストとの兼ね合いで嫌がられる仕事も、ウチは積極的に受けていこうと思う。岐阜ギヤーが必要とされる理由を追求していきたいね。

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安田:そうですね。私も、岐阜ギヤーの強みはそこにあると思います。
以前に「我々は職人集団」といってみえたことはそのとおりだと実感しています。
客観的に見ても『現代の名工』を含め、現場の技術力はすごいと思いますよ。

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佐藤:しかも、社長や会長、部長職までほぼ全員が現場で機械を動かす、一風変わった(?)会社ですよね。私はそこに岐阜ギヤーならではの魅力を感じていますよ。
全員が現場目線で話をすることができていますよね。

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安田:私も、お客様を連れて現場見学をしているとよく驚かれます。
「結構ベテランの方も現場で作業されているんですね~」「会長ですよ」「えっ!?」みたいな。(笑)

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佐藤:高い技術力と現場目線の対応力があるからこそ、お客様は岐阜ギヤーを信頼して任せてくださるんですね。お客様が新しいお客様を紹介してくださることもよくありますね。

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社長:そうだね。
ありがたいことに、岐阜ギヤーは本当に良い取引先に恵まれて今日までやってこれた。
これからも「歯車のことなら岐阜ギヤー」と依頼していただくために、信頼に応えていきたいね。

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安田:学生さんと話していると「もっと会社を大きくする予定はありますか?」と聞かれます。
このあたりはどうお考えでしょうか?

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社長:今のところ、会社を大きくすることは考えていないよ。納期対応の変化に伴って、多少人員や機械を増やす可能性はあるけれど、人を大勢雇って大量に機械を並べて……というのは、我々が勝負するところではないし、その分野に強い会社は数多くあるよね。
それに、会社が大きくなると、信頼を寄せてくれる多くのお客様に応えられなくなるからね。

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佐藤:確かに、量産してる合間に「今から特急で1個」なんていう依頼には応えられませんから。
社員一人ひとりが他社にはないスキルを身につけて、より差別化を図っていく必要性がありますよね。

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安田:「各業界のトップ企業から町の鉄工所まで、歯車で困っているお客様のために」という会社の姿勢はこれからも変わらないということですね。

岐阜ギヤーが求める人材とは?

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社長:君たちからみて入ってほしい人材は?どんな子に期待する?

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佐藤:一言でいうと、「ものづくりが好きな人」です。
岐阜ギヤーは営業という立場でも、現場の深い知識なしでは仕事ができません。設計だけやりたい、現場を少しかじったらマネジメントだけやりたいという人には向かないと思います。

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安田:佐藤君も入社したときは現場希望だったよね?

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佐藤:はい。まず、歯車に特化した専門企業というところに興味が湧きましたね。
入社してみると毎日違うことをやっているし、一人ひとりのやる幅は広いけれど、ものづくりが好きな人にとっては楽しさが詰まっている会社だと思います。
現場としては、安田さんはどんな人に入ってほしいですか?

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安田:基本を大切に「当たり前を当たり前にやる」人、そして行動力のある人かな。
基本という土台ができていると、その上に知識と経験が安定して積み上がっていくと思う。

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佐藤:ピラミッドのようなイメージですかね。
土台が小さいと、どれだけスキルを上に積んでも安定しない。

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安田:そうそう。
もう一つ、行動力も大切で、適確な視点とよい改善案があっても、発信や行動ができないともったいないよね。たとえ新人でも、自分からアクションを起こしてほしいな。
ちなみに、入社時に歯車知識は必要ないと思うよ。

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佐藤:そうですね。
歯車の専門的な勉強をしている学校なんてほとんどないですから、入ってからが勝負ですよね。
技術者としてどれだけ知識と経験を詰めるかが、5年後、10年後に大きな差になると思います。

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社長:入社して5年後、10年後かぁ。職人集団の岐阜ギヤーもこれからの時代は職人気質だけではダメで、一流の加工者+αが当然必要となってくると思うよ。
ゆくゆくは、高いレベルで加工ができるのは当たり前で、コミュニケーションも取れて生産調整もでき、マネジメントもできるような人材になってほしいね。

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安田:えっ、めっちゃハードル高くないですか……?

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社長:いやいや、社内ですでにできている人もいるし、厳しい時代に生き残っていくには必要なことだよ。入社してから磨いてもらいたいスキルも多い。
ただ、一番は、佐藤くんが言ったように「ものづくりが好きな人」。岐阜ギヤーに必要な人材の本質はこれに尽きるよね。

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